自動車の運転での「見切り発車」が危険すぎてムカつく!見切り発進の5つの危険を解説
- 2019.09.11
- 雑記

車の運転をしていて、一番「イラッ!」とするのは「見切り発車」をしている車です。見切り発車は自動車学校でも習ったはずです!違反です!
と、ゆでダコのように顔を真っ赤にして怒っても仕方がないので、どんな危険があるのかを解説していきます。そして、危ないということを自覚してもらい、1人でも多くの独りよがりな馬鹿者がいなくなることを祈るばかりです。
そもそも見切り発車とは?
車を運転していない人は、見切り発車と言われると、短距離走でいうフライングのようなものだと考えるかもしれません。
でも、車の場合はちょっと違います。短距離走が一気に全身に力を入れてスタートするのに対して、車は停止線をじりじり超えて前に出ることを指します。毎回やっている人ならすぐにお分かりのことでしょう。
本来なら赤信号は止まれです。交差する信号が赤に変わったからといって、もう出ていいことにはなりません。そろそろでしょ?みたいな気持ちで前に出ていると、大変な事故になりますよ。
5つの危険
① 交差車両の邪魔になる危険
停止線を越えて見切り発車をしているということは、交差して走っている車両の邪魔になっているかもしれません。
そうすると、接触あるいは、あなたを避けようとして横の車に当たってしまうかもしれません。
「え?オレはなにもしてないよ」では済まされません。見切り発車、ようするに信号無視をしていることになりますので、事故の責任をとることになるでしょう。
② 前方からの右折車の危険
前方から右折車が道路を横切ってくる場合、あなたがジリジリ前に見切り発車をしていると邪魔でしょうがないです。
最悪の場合、接触なんてことにもなります。さらには、右折車が右折する前にあなたが邪魔で停車してしまうと、前方からくる対向車との衝突の恐れもあります。
この場合誰が悪か?停止線を超えて見切り発車をしているあなたになります。
③ 後ろが勘違いする危険
見切り発車はほとんどの場合、信号前で待っている先頭車が行います。そうすると、後続車は前方の車が少し前に出たことに気づき、ついていってしまうかもしれませんよね。
もちろん後続車も信号を見て判断する義務があります。でも、前の車が少し前に行ったら「お、発車かな?」と勘違いしてしまい、前に出るかもしれませんよね。これも本当にこわいことです。もしかしたら追突なんてケースもあるかもしれません。
この場合の過失割合は、見切り発車分を入れてもおそらく後続車の方が分が悪いでしょうが、それにしても先頭車の見切り発車が原因になっていることには変わりありません。
④ 歩行者の危険
停止線を越えて、ジリジリ前に出る見切り発車では、時として横断歩道にまで及んでいる場合があります。
でも、もしこの瞬間に歩行者が「あ、まだ渡れる!」として、横断歩道を渡ったらどうなるでしょうか?
歩行者との接触、あるいはヘタをすると引いてしまかもしれません。そうなるともちろん車に対しての過失分が大きくなります。
「え?歩行者が赤信号で渡ったのが悪いんでしょ?」と、言われるかもしれません。たしかに、見切り発車が歩行者信号の赤を確認して行われている場合がほとんどなのですが、それだからといって見切り発車が正当化される理由は何一つありません。
⑤ 緊急車両の危険
緊急車両とは、ようするにパトカー・救急車・消防車に代表される、急いでどこかに向かうためにサイレンなんかを鳴らして走ってくる車のことです。
「はい、緊急車両が通ります!」なんて、呼びかけを車運転中によく聞くことがありますよね。
こんな時に見切り発車していたら、あなたが邪魔で左折ができないかもしれません。1秒1秒がとても大事になってくる緊急車両の到着を、あなたの独りよがりで遅らせてしまい、もしかしたら救えたかもしれない人命が失われてしまったらどうしますか?この場合、あなたにお金を請求することはとても難しいと思われますが、これははっきり言ってお金の問題ではありませんよね。
まとめ
見切り発車では以下の危険が潜んでいます。
- 交差車両の邪魔になる危険
- 前方からの右折車の危険
- 後ろが勘違いする危険
- 歩行者の危険
- 緊急車両の危険
見切り発車をしないことで、どれも簡単に防ぐことができます。
急いでいるときにどうしても前に前にという気持ちはわかりますが、1秒、2秒変わったからといって、あなたの人生は何も変わりませんよ。
それよりもその焦る気持ちで引き起こされる事故によって、失われるモノの方が重大です。冷静に、少し落ち着いて運転をお願いします。
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